お菓子作りについて

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お菓子作りについて

和菓子は五感の芸術と言われています。まず第一に、和菓子の季節を感じさせてくれる色合い、形状は、目を楽しませてくれます。次はもちろん味覚。口当たり、優雅な甘さは、和菓子の美味しさの真髄です。第三は香り。淡い柚子の香りや芳醇な抹茶の香りも和菓子を召し上がる楽しみです。第四は、和菓子を持った時の柔らかな手触りやお口に含んだ時の食感は、心の和むひとときを与えてくれます。最後の五番目は、和菓子はそれぞれに菓銘がつけられます。例えば、下の写真の和菓子は菊を表していますが、その菓名「重陽」です。菓名を聞いてお客様は、イマジネーションを膨らませ秋の風情を感じながら召し上がっていただけます。これが五感の芸術と言われる所以です。

CEO

銘菓「うす氷」は、四年に一度開催される全国菓子大博覧会に於いて、名誉総裁賞と茶道家元賞を同時にいただきました。お菓子つくりに対する日ごろの愚直な繰り返しの精進が評価されたものと、感謝いたしております。